今日はガーデンスタイル
今年は梅雨らしいというには雨が少なく、ちょっと心配なのは梅!
そう、実家には梅の木が3~4本あり、よく祖母が梅干しを作っていました。
何を隠そう、私(たぬたぬ)は、酸っぱいものが大好き。特に、梅干しはかなり好きです。
ちょっと胃がむかむかするときや、疲れたとき、炭酸に梅干しを入れてぐちゅぐちゅして、それを一気に飲む。こうすると大概がスッキリします。冬は白湯に梅干しですね!
さて、そんな梅干しを自分で作ってみようと思至ったのはかれこれ30年前。
(これで年がバレます)
高校生の時に、祖母に教えてもらいつつ、実家の梅干しは梅漬けスタイルだったので、正統派の梅干しを作るために、漬物の本を見ながらLet's try!
・・・と、前振りはこれくらいにして、そうこの時期、梅や新じゃがが成る時期なので、畑仕事の傍ら、本日のソトメシはガーデンスタイルで。
まずは、梅の実採取から。新メンバーのキャッシ―と、二人で梅取り開始。
梅の実、かなり少ない。父が「今年はあんまりなっていねぇーわ」と言っていましたが、その言葉通り、いつもたわわになっている実が探さないとない。そして、採取する時期が若干早かったこともあり、まだ小粒です。
梅取りをしていたら、近所のおじいちゃんに、「梅は半夏生の頃だべー」と言われ、やはり早かったことが確実に。半夏生とは夏至(げし)から十一日目のことで、太陽暦では7/2~7/8頃とか。二十四節気七十二候の一つです。農作物はやはり陰暦、月の暦が適しているのね~と感心しながら、とりあえず、今日採れる分は採り、小さいのはまた後日としました。
なんだかんだで、これくらいは採れました。キロ数で言えば8kg位かな。
お次は、芋ほりです。
葉っぱはまだ青々としていますが、結構いい大きさのじゃがいもがゴロゴロ。たぬたぬさんは、鍬で畝を堀り、芋を掘り起こし、キャッシ―がその芋をかごに詰めていくという連携プレー。
4畝くらいありますが、2畝掘り起こして終了。
ついでにキャベツも収穫。ご立派!
そんな中、うしさんとOくんは、畑の前の芝生にタープを設営・・・するが、設営しずらいため、
簡易テントに変更。途中、Mr.Jが乱入し、いきなり芝生を刈りだすという親切なんだが傍若無人なんだか・・・。
ま、ひとまず農作業も終了し、ソトメシ会場も整ったところで、本日のメニュー。
一品目は、イカの墨煮です。
ソースから作りたい気持ちはありますが、本日はイカ墨ソースに切った生のイカを入れて煮るだけの超簡単cookingです。飾りに、目の前の畑からパセリを採って散らします。バゲットを添えてソースも楽しみます。
二品目は、宇都宮餃子。これはチルドなので、これまた焼くだけ。
Oくんが宇都宮に出張していらしく、本日に合わせて買ってきてくれました。
ふつうの餃子ですが、スキレットで焼くと鉄鍋餃子みたいで盛り上ります。
三品目は、ガーデンサラダ(アボカドとグレープフルーツのサラダ)です。
バックに見えるグリーンはジャガイモ畑です。ジャガイモの手前に、スイスチャードがいい感じに育っていたので、これも使います。もう、畑にあるものドンドン使いますよー。これこそガーデン?いやファームスタイル。
スイスチャードは茎が赤やピンク、黄色とそれだけで彩がいいですね。
そして、四品目、実は今日は作りたい料理があったんです。
それは、カルボーナーラ。
というのも、うしさんが3週間前に仕込んだ自家製ベーコンが有りまして、これを使ってなんか料理したいねとなり、ならばカルボーナーラはどうかと。
自家製ベーコンは1週間位、ソミュールに漬け込み、塩抜きし、燻製。その後すぐ食べられますが、これが不思議、時間をおいた方がおいしい。ちょうどこのころ、色合いも良くなってきたんですよ。
そのベーコンがこれ。
出来立てはお肉の部分が赤っぽかったのですが、だんだん白くなってきて、熟成されたみたいです。で、スモークフレーバーの落ち着き、食べやすくなりました。
で、カルボナーラ。
あ、ソースが足りなかった。それとパルメザンも足りてない。ベーコンはいい味出していますが、総合評価は今一つ。うーん、再度チャレンジします。
そんなこんなであとは少しお肉をやいて、ガーデンスタイルのソトメシは終了です。
畑の前なのになぜガーデンか?と。。。それは、庭の延長が畑になっているからです。
畑の恵みを味わったソトメシでした。
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