秋田★遠征キャンプ
さてさて、新しい天皇が即位され、令和がスタートしましたね。おめでとうございます。
各地でカウントダウンイベントなどをされている方も多かったようですが、大人のソトメシ倶楽部では、平成最後のキャンプに行って参りました。(たまたま日程的にそうなっただけですが)
今回は、少し足を延ばして秋田県にかほ市へ。そうです、遠征キャンプです。大人のソトメシ倶楽部は福島県がホームなので、県外でのキャンプを遠征キャンプと定義しています。山形中央道が開通したので、福島大笹生から米沢を抜けて寒河江⇒月山⇒酒田から北上。(山形方面へのアクセスは以前より1時間ほど短縮しました)
山にはたんまり雪が残っていますが、麓は芽吹いた木々と山桜が咲き、まさに春爛漫。この日は雲一つない青空に雪山と麓の木々が映え、いっそう美しかったです。個人的には東北の春が一番好きです。
朝早めの出発でしたので、小腹が空いてきました。そこで、目についた道の駅でブランチ。こちらは山形県遊佐町にある「道の駅 鳥海ふらっと」です。かなり、ネーミングがフワッとしていますが結構な賑わいで、車が出入りするのも一苦労。
それもそのはず、フードコートがかなりの充実ぶり。地元食材を使ったこだわりのラーメン、餃子、お肉&海鮮系の串焼き、海鮮丼や海鮮系の天ぷら、ラフランスのジェラートにパン、地元のお母さんたちが手作りした郷土料理「にくもち」までありました。このほか、産地の野菜や鮮魚、お土産品まで取り扱いがあり、スペースこそ広くないですが、人気なのもうなづけます。
せっかくの遠征ですから郷土料理をいただきましょう。まずは、にくもち(1杯350円)。豚肉と野菜を醤油ベースの豚汁のようなものにつき立てのお餅が入っています。
芋煮会文化がある山形と福島では芋煮会論争が起こりますが、山形は醤油ベース、福島は味噌ベースなのは芋煮だけではないようですね。つき立てのお餅がとても美味しかったです。
お次は、これまた名物の「銀ガレイ焼」です。(1つ400円)銀ガレイに甘辛のたれのようなもので味付けて焼いています。他に、近くで水揚げされたイカの天ぷらをいただき、旅行気分満喫。
お腹も満たされ、気分転換になったので、一路、目的地へ。
今回のキャンプ地は、秋田県にかほ市にある「飛びのくずれキャンプ場」です。
ここは市営の無料キャンプサイトで、トイレと簡易的な水場があるくらいですが、その眺望の良さとリーズナブルさから人気のキャンプ場のようです。釣り客も結構来ていました。
数年前の某Blogではシーズン中でも2~4組とかありましたが、昼過ぎに到着した時点ですでに5つくらいテントがありました。デイキャンプの方もいたので、その後、撤収されたましたが、夜には結局12組、車20台、バイク5台になっていました。
そんなこともあろうと、比較的、早めの到着を目指したのが吉となり、海が見えるベストポジションを確保!特に区画はないのでみなさん適度に間隔を取ってテントを張っています。
それにしても、天気が良く、懸念された風も穏やかで絶好のコンディション。
設営はほぼ完了したので、夕暮れ時まで、しばし、のんびり。
その間に、たぬたぬさんは磯で焚き木となる流木集め。長いものは持参したのこぎりでカット。それに気を良くしたのか、たぬたぬさんは2メートル近い流木を担いで来ました。さすがにこの姿にウシさんも苦笑い。まあ、おかげで十分な量に。
ワインを冷やしたり(ジップロックに氷を入れて即席ワインクーラー)、一眼レフで写真を撮ったり・・・日没まで想い想いの時間を過ごします。
そうこうしているうちに陽が沈み始めました。
本当に今日の日本海は穏やかで、美しい。うっすら飛島が見えます。
さて、暗くなる前に夕飯の支度です。メニューはシーフードパエリヤとソーセージグリル。玉ねぎとパプリカは持参し、その他の食材はにかほ陣屋と近くのスーパー(Max value)で調達。パセリの代わりに旬の山菜のこごみ、セロリの代わりにセリを入れてみました。これはどちらも産地のもの。ソーセージは昼間に立ち寄った産直で販売していたハンガリー、ソルク市のもの。そうそう、遊佐町はソルク市と姉妹都市らしいです。それで売っていたんですね。
材料をセットして、飯ごうを火にかけ出来上がりを待ちます。 その間に、ボチボチ夜の宴を始めるとします。今夜はシーフードに合うアルバリーニョ主体のワイン。前菜は、秋田の名物いぶりがっこのチーズオン、オリーブ、カマンベール&はちみつ、トマトです。
鉄板でジュージューいいはじめたブリブリのソーセージも美味しそうです。もちろん、ディジョンマスタードは欠かせません。
いい匂いがして来ました♪さあ、飯ごうパエリアはどうでしょうか?(画像がないのは、暗くてよく撮れていないので割愛)味はバッチリ!ですが、やや水分がうまく飛ばず、柔らか目に仕上がってしまいました。まあ、これもご愛敬で。
夜は静かに更けていきました。
翌日は、雨音で目が覚めました。(それもキャンプらしくて👍)早々に撤収し、一路、秋田市へ。
目的地は岩見ダムの近くにある「山の学校 北の風」さん。オーダーした生ハムを見るためです。すごくいい状態で熟成が進んでいるとか。
実は昨年12月に福島市で生ハムのワークショップをしていただき、その時に大人のソトメシ倶楽部で1本(10~8kg)仕込みました。塩と国産豚もも肉だけで作る生ハムは絶品。生ハムランチ(予約制)もいただいてきました。
お米も野菜も全部美味しい!!
帰りは、道すがら見つけた貝の沢温泉へ。こちらの泉質が素晴らしく、キャンプ後の温泉はサイコーでした。秋田まで足を延ばして良かったです。
この後、山形・鶴岡を旅して帰路につきました。いや~遠征キャンプ癖になりそうです。
ーEND-