これがやりたかった！アウトドアパーティ

久しぶりのblogになりますが、活動をしていなかったわけではありません。

むしろ、以前よりヴァージョンアップしている・・・ような気配すらあります。

大人のソトメシ倶楽部は、お外でご飯を食べることをこよなく愛する仲間たちが集い、時にはそれぞれに活動しています。

メンバーのたぬたぬ（管理人）は、料理が趣味なのですが、それと同じくらいワインも好きでして、ワインの資格まで取ってしまいました。現在もワインのお勉強は継続中です。

さて、そんなOTOSOTOメンバーが昨年9月に、ベースキャンプＪＰＡのオーナーであり、たぬたぬのpèreであるMr.Ｊのお誕生祝いやらなにやらを兼ねて、アウトドアパーティをしました！

これが、フードカート（キッチン付トラック）とサービスを提供してくれるスタッフさんを1日貸切、さらに、

たぬたぬが尊敬するシェフをお招きして、地元食材をふんだんに使ったフレンチコースを堪能しました。

題して「阿武隈フレンチ」です。

会場にはテントが張られ、テーブルに真っ白なクロス、奥に見えるのは季節を過ぎた紫陽花です。

ゲストは、たぬたぬの親しい方たち12名ほど。

ＪＰＡの敷地内にある桜の枝にこんな風にお花を生けたり・・・。

餅つき用の臼をワインクーラーとしてみたり・・・。

シェフに本格フレンチを作ってもらって・・・。

さらに、ピアノ演奏ができるゲストまで来てもらって・・・。

今日は何事ですか！ってな感じですが、ちょっとした節目の年であり、記念日であり、感謝を伝えたい人がいたりと諸々ありまして、このような会を開催しました。

この日はサービスを提供してくれる業者さんが朝から設営してくれました。

とにかく、こんなことができるのもMr.Ｊがコツコツと時間をかけてサイトを整備してくれたおかげであり、

この場を最大限に活用していきたいなと思っている次第です。

これが噂のフードカート。孫の手トラベル という旅行会社さんが所有しており、貸切FoodCampというプランを使わせて頂きました。畑や湖などにこのフードカートとテントやテーブルなどを持っていき、どこでもレストランにしてしまうのです。

ＪＰＡのような場所があれば、もうバッチリ！

乾杯は、もちろんシャンパーニュ。

賑やかな前菜。この地域で良く食べられている「えごま」をシェフはドレッシングに仕立ててくださいました。

さらに、たぬたぬが風邪をひくとよく飲まされていた「またたび酒」も煮詰めてフォアグラにまとわせ、朝畑で採った蕪の葉や叔父がBBQだと思って当日持ってきてくれたパプリカ、そして川俣軍鶏など地元の食材が溢れています。

実はこの前に、地元のおばちゃんたちが作ったトマトでこんなアミューズも！

トマトのエキスがギュッと詰まったトマトのコンソメ。

葉山高原豚の自家製ベーコンとフルーツファームカトウさんの吟壌桃。

鈴木農場さんのトウモロコシで作ったシンプルなポタージュ。何杯もたべたくなる美味しさ。

お魚はこの近くの山あいで取れる岩魚です。たぬたぬが赤ワインを開けたのを見て、シェフが急遽、赤ワインソースに変更するという神業。岩魚はポシェしたものと燻製したものと２つの味わいを楽しめます。スモークした岩魚の下には近所の農家さんの古代米と実家のお米のリゾット。

続いてメインのお肉は、福島牛のサーロインステーキと伊達鶏のソテー。

ブドウ（あづましずく）のソースで。

庭に咲いていたコスモスもテーブルを飾ってもらい、本当に素敵な空間で美味しい食事は最高！

時折聞こえるピアノの調べ。

そうそうお食事の前に、たぬたぬが小さい頃に遊んだ山をゲストにも紹介させていただきました。この山で蕨やきのこ、冬はクリスマス用にもみの木を採りに来ました。

何気ない小道も自生している三つ葉を摘んだり、どんぐりを拾ったり。夏は暑さを凌ぐ木陰になったり。

ＪＰＡには小さな池があり、金魚もいます。

季節ごとの草花が咲いています。

JPA周辺を散策する前に、ウエルカムドリンクもご用意していました。

これまた知り合いの方が無農薬でバラを栽培しており、そのバラでつくったコンフィチュールとバラのリキュールを

金山天然炭酸水で割ったオリジナルカクテル。バラの香りがエレガント。

なんだかグルメレポートみたいになっていますが、ご愛敬。

一休みするベンチもあったりします。（これも廃材を利用してMr.Ｊの手作り）

やっとデセールです。地元農家さんから分けてもらったパッションフルーツのソルベ、フルーツファームカトウさんの桃のコンポートを使ったパヴェ（石畳風のケーキ）に、実家の梅のパウンドケーキ。

そして、シェフお得意のプリンノワール。学校給食にも出ていた酪王牛乳と安積野たまごで。

本当にご馳走様でした。

シェフと一緒にきてくださり、装花やサーブも行ってくれたマダム。マダムが生けるお花も、花を生けるマダムもほんとに素敵。

素敵な時間はあっという間。ゲストを送って、今日の大人のソトメシ倶楽部はおしまい・・・。

またいつか、こんな会ができたらいいな。

END